ウイスキーミュウ J's Barコラボ ウィリアムソン2011 12年 700ml 52.8%
ウイスキーミュウ J's Barコラボ ウィリアムソン2011 12年 700ml 52.8%
テイスティング・コメント
アロマ:
ヘビーだが、透明感のあるスモーキーさ。ピートで香りづけしたグレープフルーツジュース? シナモンと麦芽の殻。
フレーバー:
バランスよく熟成感がある。桜餅の甘さ。フルーティーなピートスモーク。ピーティで、温かいフィニッシュ。加水するとさらにクリーンで、クリアーになる。
総合評価:
オシャレなウィリアムソンだ。いつまでも、味わっていたいよさがある。
肩肘を張らなくていい、いつでも特別なモルトが飲める店
J's Bar30周年を祝うアニバーサリーボトル。
東京・池袋にあるバー、J's Bar。喧噪な池袋の北口から徒歩2分のビル2階、年中無休で13時から飲めるバーで、モルト好きには知るところの名店です。
シングルモルトを中心に種類豊富で、新しく発売されたボトルが積極的に置いてあり、モルト愛好家にはたまらない品揃えですが、ウイスキー初心者や未知な方にも、会話の中でお客様への提案をしてくれ、格式高いバーの雰囲気に慣れない方にも居心地のよい店です。 「ウイスキーは座学ではない。体験である。」と、ウイスキーの知識は必要なくても、ストレートで試してほしい、香りと味わいの違いを感じとってほしいという思いから、「ストレートで愉しむ3杯のウイスキー2,500円」というハーフショットの飲み比べセットがあります。価格もやさしいこともあり人気のメニューです。その3杯はそのときのお薦めボトル等から会話で決めることができます。知っている銘柄を注文するのではなく、いつでも相談できるのがJ's Barのスタイルといい、ウイスキーの知識がなくても心配いりません。
“モルト侍”というニックネームのオーナー、故・蓮村元氏が店を始めて2024年5月12日で30周年。今年、2024年2月に急逝し、悔しくも蓮村氏とともに30周年を祝うことはできませんが、この30周年に向けて、J's Bar二代目園部隼也氏が山岡秀雄とともに選んだのは、このウィリアムソン2011。山岡が、バランスよく熟成感があり整ったウィリアムソン、と評するこのボトルは、蓮村氏のお気に入りのオレンジ色のラベルに仕上げました。
「できればウイスキーのことばかり考えて生きていきたい」と言いながら、多くのひとにウイスキーのすばらしさを伝え続けた蓮村氏に、気に入ってもらえると嬉しいと選んだ1本です。
ラベル:Photo by Misako Yamaoka
商品コード: 8002391