ヘンリーマッケンナ 並行 750ml 40%
ヘンリーマッケンナ 並行 750ml 40%
アイルランドやスコットランドから新大陸へ移った移民たち。西へ・・・ケンタッキーへ。たどりついたその地は、まばゆいばかりに実るコーンベルトのただなか、そしてライムストーンウォーターがこんこんと湧き出でていた。豊かな大地の恵みと清らかな水、そして彼らのもつウイスキーづくりの技術・・・ケンタッキーはバーボンウイスキーが生まれるための約束の地であったのだ。いくつもの幸福な出会いが重なり、ケンタッキーは西部のエデンになった。1839年、アイルランドのひとりの青年がケンタッキーフェアフィールドへ辿り着いた。ヘンリーマッケンナ。故郷アイルランドの蒸溜所で働いていた時の経験をいかし、彼は『幻のウイスキー』をつくることになる。それは1855年のことであった。ほとんどの行程がハンドメイド、だからこの当時は一日一樽にも満たなかった。マッケンナは質が低下することを何よりも嫌ったのだ。深いコク、熟成感溢れたその風味は人々の評判になり、手に入りづらいこともあってか、いつしか『幻のバーボン』と呼ばれるようになった。限定した生産、そして譲渡不能の販売許可証。アイリッシュ魂はバーボンの傑作を生んだのである。サワーマッシュ方式を使用バーボンの醗酵法のひとつ。醗酵中、バクテリアが繁殖し酸が発生してしまうとウイスキーの味を大きく損なうことになる。それを防ぐためにモロミを一度醗酵させ、蒸溜した後に残ったモロミを25%以上加え、72~96時間かけて醗酵させるもの。これがサワーマッシュ方式である。ホワイト・オークの樽づくりと焦がしホワイト・オークは、直径16インチ以上に成長したものから厳選。樹脂分の少ない秋から冬にかけて伐採し、6ケ月~1年かけて自然乾燥させる。さらにオーブンに入れ樹液を除いてから樽づくりへ。次に樽焦がし。1回約1分ほど火をいれるのを5回。焦がし具合が悪いとウイスキーが全てダメになることも。オープンリック方式熟成の方法もまた独特です。風通しをよくするために、広々とした場所に熟成庫を建て、窓を大きくとります。こうしてケンタッキーの自然に抱かれ、まろやかで定評のヘンリーマッケンナ以上に熟成させ、ヘンリーマッケンナ" ジャグ "が誕生します。
商品コード: 2597