モートラック 12年 正規 700ml 43.4%

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モートラック 12年 正規 700ml 43.4%香り:芳醇で深い。サンダルウッドとオークの調和。軽いスパイス、焦がしたトフィーと赤いベリー。味わい:甘くスパイシー。ミディアムからフルボディーの口当たり。ブラウンシュガー、ダークチョコレート、チェリージャム、少しタバコ。モートラックの伝統のミーティ(肉のような旨み)さ。余韻:なめらかでドライ、苦みのあるプラム。モートラックの創業は1823年。スペイサイドのダフタウンでは最も古い歴史を持つ。創業当初の蒸留所は、幾度となくオーナーが代わり、一時期はウイスキー造りではなくエールビールの醸造に使われていたこともあったという。そんなモートラックの歴史を大きく変えたのが、 鉄道事業などに携わる地元のエンジニア、ジョージ・コーウィーだった。ジョージは1853年に蒸留所の共同経営者としてウイスキービジネスを開始し、1867年にはモートラックの単独オー ナーに。技術者として培われた彼の探究心によって、モートラックの名声は飛躍的に高まっていく。そして1895年には、息子のアレクサンダー・コーウィーが父のウイスキー造りを継承。大学で薬学を学び、香港で薬剤師として成功を収めていたアレクサンダーは、ポットスチルを6基に増設するなど、蒸留所の改革を次々と断行。その際に生み出されたのが、唯一無二の2.81回蒸留だった。「職人でも理解するのに半年かかる」と言われるこの複雑なシステムは、6基のスチルを使って3タイプのニューポットを造るのが特徴。1つ目は通常の蒸留所と同じ1対の初留釜と再留釜で得られたもの。2つ目が、初留釜から流れ出るローワインをアルコール度数 25 %以上のストロングローワインと、それ以 下のウィークローワインに分け、 ストロングローワインのみを再留したもの。そして3つ目では、ウィークローワインのみを「ウ ィー・ウィッチー」(小さな魔 女)と名付けられた小型の再留釜で全留し、そこで得られた留液を再び蒸留したものだ。モートラックは、ジョニーウ ォーカーなどの重要な原酒として、その名声と地位を築いてきた。現在、蒸留所を所有するディアジオ社のマスターブレンダ ー、ジム・ビバレッジ氏は、「同じ屋根の下に3つの蒸留所があるようなもの」と形容する。な かでもダフタウンの野獣と称されるモートラックの真骨頂とも言える香味は、ウィー・ウ ィッチーによる3回蒸留で生まれるものだという。アルコール度数の低いウィークローワインには、揮発しにくい成分が多く含まれ、その香味はサルファリーかつフェインティなものになる。これをウィー・ ウィッチーで全留して凝縮することで、肉料理を思わせる独特なミーティーフレーバーが強調されるのだ。一方で、ストロングローワインには揮発しやすいエステル成分が多く含まれ、フルーティで華やかなニューポットを生む。最終的に3つのニューポットは1つの原酒としてミックスされ樽詰めされるが、ウィー・ウィッチーが生む獣性が失われることはない。アレ クサンダーが最高品質のウイス キーに貼った青いシールにちな む「モートラック 20 年」。モート ラックらしさこそ 12年や 16年に比べると控えめだが、スイートでスムースかつ複雑でジューシー。スペイサイドのトップ5に 入る秀逸なモルトウイスキーだ。

商品コード: 2443

重さ: 1.5kg
サイズ: 700
※ 未成年の飲酒は法律で禁止されています。20歳未満の方への酒類の販売は行なっておりません。