ポール デヴォワール アブサン セントネール 700ml 68%
フランスでアブサンが禁止された1915年から100年が経過した記念として、2015年にポール・デヴォワール社が 発表したニューレシピのアブサン。蒸留所の敷地で育った、非常に個性ある、多種多様なワームウッドを完璧なバランスで調合してあります。秘伝レシピのため、原材料のハーブ全てを明かすことはできませんが、ニガヨモギ、オウシュウヨモギ、ポンティカヨモギ、ヒソップ、アンゼリカ、レモンバーム、フェンネルなど、すべて地元で栽培されたものが原材料として採用されています。特に、蒸留所の敷地内で栽培された数種のワームウッドは、最初に霜が降り、初雪のある時期に手積みされます。このことにより、強いアロマを生み出すことができるのです。セントネールは、フローラルでハーバルなアロマをもち、爽やかさが最大の特徴です。また、禁酒法を思わせる茶色の包装紙に包まれているのもこの商品の魅力です。1859年グザヴィエ・デヴォワールによって設立され、彼の息子、ポールがさらに蒸留所を発展させました。その功績により、蒸留所は彼の名前を今日まで冠しています。またポールは、蒸留所があるフランス・フジェロールの有力者でもありました。1986年:経営悪化により、当時のオーナーであったジャック・ヴェイエは、フランス内外で2,3の蒸留所に投資活動をしていたビジネスマンに、蒸留所を売ることを決心します。蒸留所を購入したレネ・ミスコーは、製品の幅を広げたり、蒸留所を一般人に開放したりなど、すぐさまいろいろな変革を行いました。これらの処置は、かなり思い切ったやり方のようにみえますが、結局はこの改革がポール・デヴォワール蒸留所を救いました。今日は、レネの息子、ヒューゴが経営を担っています。もっとも有名なのは、リベルタン、ほかには、エニグマ・ヴェルト、エニグマ・ブランシュ。ソワサント・サンクも、ぶどう由来のアルコールがベースで、フルーティーさとスパイシーさが混ざり合った、かなりおもしろいアブサンで、ヨーロッパではかなり人気があります。
商品コード: 1714